お知らせNotice

【開催報告】キックオフシンポジウム

日 時: 2019/9/9(月)13:30-15:30
会 場:東京大学医学部教育研究棟14階 鉄門記念講堂

2019年9月9日に、医療リアルワールドデータ活用人材育成事業キックオフシンポジウムを東京大学医学部教育研究棟 鉄門記念講堂で開催し、前夜の台風の影響が多くの交通機関に出る中、177名の参加者にお集まりいただきました。

主催者を代表して、東京大学医学部・大学院医学系研究科長 斎藤延人から開会の挨拶があり、本事業のコンセプトの説明と共に開会宣言が行われました。

文部科学省からは高等教育局医学教育課長 丸山浩様がご登壇され、文科省事業である「医療データ人材育成拠点形成事業」の趣旨や人材育成に関する我が国の課題についてご講演されました。

厚生労働省からは政策統括官付情報化担当参事官室政策企画官 笹子宗一郎様がご登壇され、本事業へのご期待を述べられ、データヘルスの重要性を主にデータベースの観点からご講演されました。

本事業を担当する東京大学医学系研究科社会医学専攻医療情報学分野教授 大江和彦が、医療リアルワールドデータならではのデータ特性と、その特性を理解した上でのデータマネジメントが可能な人材を育成することが必要であると述べ、本事業の教育体制について説明しました。

特別講演としてご登壇された自治医科大学学長 東京大学名誉教授 永井良三様は、医学研究の歴史を振り返られ、ランダム化比較試験と対比させながらリアルワールドデータ分析の位置づけと必要性についてお話しされ、リアルワールドデータがもたらす今後の社会への影響についても述べられました。

本事業の連携大学として、筑波大学医学医療系医療情報マネジメント学教授 大原信様、富山大学第一内科兼臨床研究管理センター 教授/センター長 戸邉一之様、自治医科大学 医療情報部 教授 興梠貴英様が、ご自身の大学の医療データマネジメント体制とそれを生かしたカリキュラムについてご説明され、より具体的な本事業のご紹介をしていただきました。

本学とともに「医療データ人材育成拠点形成事業」に選定されました京都大学大学院医学研究科 医療情報学 教授 黒田知宏様からは、「関西広域医療データ人材育成拠点形成事業」について、そのコンセプトと運営体制に関してご紹介いただき、2019年10月11日に大阪で開催されるキックオフシンポジウムのご案内をしていただきました。

最後に、東京大学医学部附属病院 病院長 瀬戸泰之から、閉会の挨拶があり、本事業への力強いメッセージとともに、閉会宣言が行われました。

開会挨拶  東京大学医学部・大学院医学系研究科長 斎藤延人
文部科学省挨拶  文部科学省高等教育局医学教育課長 丸山浩様
厚生労働省挨拶 厚生労働省政策統括官付情報化担当参事官室政策企画官 笹子宗一郎様
医療リアルワールドデータ活用人材育成事業について 東京大学医学系研究科社会医学専攻医療情報学分野教授 大江和彦
特別講演 自治医科大学学長 東京大学名誉教授 永井良三様
連携大学からの講演 筑波大学医学医療系医療情報マネジメント学教授 大原信様
連携大学からの講演 富山大学第一内科兼臨床研究管理センター 教授/センター長 戸邉一之様
連携大学からの講演 自治医科大学 医療情報部 教授 興梠貴英様
講演 京都大学拠点の紹介 京都大学大学院医学研究科 医療情報学 教授 黒田知宏様
閉会挨拶 東京大学医学部附属病院病院長 瀬戸泰之
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